2歳児に読みたい絵本!幼児教育のプロが選ぶ10冊!2歳児の発達に合わせた絵本選び

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笑っていたかと思えば、怒り出し、泣きだす・・・忙しく大変な2歳児です。イヤイヤ期には必ず終わりは来ますし、発達の過程なので当たり前!!

魔の2歳児

魔の2歳児

トイレ行かない!!!

え、先生行くよ?みんな行ったよ~

はち先生

はち先生

魔の2歳児

魔の2歳児

行って!あっちいって!!

じゃあ、そこでおもらししちゃう?着替えとか持ってきてあげようか?拭くものもいる?一緒に取ってくる?

はち先生

はち先生

魔の2歳児

魔の2歳児

いらない!!!行かない!!!しない!!

じゃあトイレ行ってきたら?それか着替え持ってきてオムツに替えるか、そのまま漏らしてもいいけど、どうする?

そのまま怒ってても、困るの魔ぁ君だからね?

はち先生

はち先生

魔の2歳児

魔の2歳児

わぁーーん・・・・(泣きながら考える)

(この間もはち先生の容赦なき語り掛けは続く)

トイレいぐぅー

このように時間を掛けながら、対抗していました。(笑)

2歳児に容赦なく、落ち着いた口調で語り掛けておりました。

泣いてもわめいても、ダメなものはダメ我慢も必要気持ちに折り合いをつけることが難しいため、自分で行動を切り替えられた時は大げさなくらい褒めてあげましょう。

2歳児の発達に関する記事はこちらをどうぞ ↓↓↓

外遊びが好きな2歳児向け絵本

14ひきのぴくにっく ✎いわむらかずお

おとうさん おかあさん おじいさん おばあさん そしてきょうだい10ぴき

ぼくらは みんなで 14ひきかぞく

お決まりのフレーズで始まる14ひきシリーズです。

季節は。おひさまぽかぽか、お花もいっぱい!ちょうちょ、バッタにかえるさんも。

この絵本は、風景が美しく細部までこだわりを持って描かれており、どのページも1枚の絵画のような素晴らしさ。

ねずみのきょうだいの一員になったかと思うような臨場感も、言葉のシンプルさ故、際立っています。子どもたちを絵の中へ誘導していきます。

お散歩、ピクニック とお出かけも楽しくなる時期。特別なお出かけでなくても、毎日同じ公園でも、子どもの観察力は磨かれます。

リュックをしょってみよう、おにぎりを持っていこう、と少しずつ変化を付けられると良いですね!

14ひきの真似っこピクニック♪


 

ぞうくんのさんぽ ✎なかのひろたか

ぞうくんがお友達に出会いながら散歩を楽しむ分かりやすいストーリー

ぞうくんは、途中で出会ったかばくんを背中に乗せてあげて・・・

ちからもちだね、優しいね と子どもたちが反応しますが・・・

わにくんも、かめくんも乗せてあげて顔色が変わるぞうくんにみんな気が付くはず!

子どもたちも心配そうな表情に・・・

「わぁぁぁ」 どっぼーん はみんな大好きな場面ですね♪

少しずつ、お友達を意識する時期。家族でなく、友達と出かけるという大きな想像が膨らみます。


どのお話もほのぼのして可愛いのでオススメです♪

真似っこ・見立て遊びを楽しむ絵本

おおきなかぶ ロシアの昔話

こちら有名なロングセラー絵本です。知らない方はいないくらい、有名なおはなし。

うんとこしょ どっこいしょ

この耳馴染みのあるフレーズで、かぶを引っ張ります。

おおきなかぶと、どんどん来る登場人物「うんとこしょ どっこいしょ」の繰り返し面白くて楽しいのです。

ダイナミックな絵の構図、少しリアルな絵、おいしそうなかぶが、良い雰囲気を醸し出しています。

おおきなかぶごっこ(ごっこ遊び・引っ張り遊び)を楽しみ、運動会の競技へつなげていく保育活動にも良い導入絵本です♪


しろくまちゃんのほっとけーき ✎わかやまけん

こぐまちゃんがお母さんと一緒にホットケーキを作るシンプルなお話

鮮やかなオレンジを基調とした背景で描かれる「こぐまちゃんシリーズ」の1冊

卵を割って、牛乳を入れて…

ぽたあん どろどろ ぴちぴちぴち ぷつぷつ・・・

やけたかな?まだまだえー!!もう食べたい!! そんな気持ちになってしまう。

オノマトペ巧みで、引き込まれていきます。

お母さんのお手伝いを少しづつやりたくなってくる時期。一緒にクッキングも楽しめる時期にきましたね。ぜひ、お子様とクッキングに挑戦!!(失敗しても楽しく作りましょうね♪)


色彩感覚が磨かれる絵本

あおくんときいろちゃん ✎レオ・レオーニ

まるでちぎり絵かのような不規則な「まる

青色の「まる」黄色の「まる」がおはなしの中で生き生きと動き回り感情をあらわにする

表情で表すわけではないのに、感情が豊かに盛り込まれています。

あおくんは、大好きなパパとママにお留守番を頼まれたけれど、仲良しのきいろちゃんに会いたくて遊びにでかけてしまいます。 

そうして出会った二人は嬉しくて楽しくて・・・みどり色になってしまう。

実験的な絵本のようにも見えますが、子どもたちの想像力はとても柔軟で、自由で、すっと入り込んでいきます。

色彩感覚も豊かになり、様々な色を使ってお絵描きを楽しむようになる時期。お絵描き遊びや、絵の具遊びの導入にも使われる絵本です。


いろいろバス ✎tupera tupera

バスの色にちなんだものが、乗ったり、降りたり・・・

赤・黄色・緑・黒・ピンク・白・茶色色とりどりのバスの乗客たちが乗り降りするのですが・・・

さすがtupera tuperaさんの絵本は一味違ってユーモラス!!

はるかに想像を超えております。

乗り物好きなお子さんはもちろんのこと、皆さんにハマること間違いなし!!

一つの色の種類の多さ色使いの美しさ細かくて丁寧な絵がとても素敵です♪


食への意欲を誘うおいしい絵本

おべんとうばこのうた ✎さいとうしのぶ

これくらいの おべんとばこに・・・♪

有名な手遊びのわらべ歌が絵本になったもの。だいたいこの頃から手遊びを覚えて楽しめるようになります。

おべんとうばこのうたは、きざみしょうが、フキなど、今時の子どもたちからすると渋いですね。

その物を見たことがない子も多いはずです。

この絵本では、食べ物たちのキャラクターが可愛らしく描かれていて、歌に合わせたポーズをとってくれているのです!

見たことのない食べ物、おかずでも、「おいしそう!」と思うはず!

言葉では伝わらないからこそ、絵本を媒介するのがオススメ!

メロディーに乗らず、文章を読み、ゆっくりと絵を味わうのも良し


おやおや、おやさい ✎石津ちひろ 

リズミカルな言葉遊びユーモアたっぷりの絵の世界で表現した1冊です。

野菜たちのマラソン大会のお話。

そらまめ そろって マラソンさ

りっぱなパセリは つっぱしる

ダジャレのような、言葉遊びが楽しくて、その文章の一つ一つがストーリーを生み出していく世界が魅力的です。

自我の芽生えからのイヤイヤ期によって、嫌いな食べ物が増えてくる時期

楽しいお話で野菜に抵抗をなくしていきましょう♪


サンドイッチ サンドイッチ ✎小西英子

サンドイッチを作ろう!

サンドイッチを作る過程が本当に美味しそうに描かれている一冊

みずみずしく、色鮮やかな野菜ハムも卵もとてもリアルに描かれています。

文章も読みやすく、すっと入り込んできます。

ぜひ、一緒に作ってみてください♪


イヤイヤ期まっさかりの2歳児さんへ

ねないこだれだ ✎せなけいこ

こちら せなけいこさん が描く、「おばけ絵本」の最高傑作!

怖いです。(笑)インパクト強めです。(笑)

ただ、子どもたちが感じるのは「怖い」だけでなく、「おばけに会いたい」「怖いけど読んで」「怖いけど好き」 魅力に感じ、記憶に残るようです。

怖がらせすぎるのは良くないですが、絵本を読んですぐに目を瞑って寝ましょうね、でないとおばけのの世界に・・・という一言があっても良いかもしれません。


「怖い」という感情は、様々な感情を育てる大切な要素だそうですよ。

2歳児にとって感情の豊かさは一つのキーワードです。

そのためのイヤイヤ期と思えば、少し気持ちも楽になりませんか。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

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